断酒のきっかけ
本格的に身体を絞ろうと思って、断酒を決意したのが5月1日。それから100日がたちましたので、感想など。
そもそもがアル中というほどでもないにしろ、そこそこの酒飲みだったので、この100日というのは自分の中ではそこそこ大きな決断を伴った行いだったと思います。
断酒前の飲み方は
・通常でビール350缶+日本酒2合 or ワインハーフボトル
・飲み会では記憶があやふやになるか、翌日夕方まで二日酔いなくらいは飲む
・週1,2で休肝日有り
といった感じです。きっちり休肝日をとっていたのは我ながらマジメなことだとは思いますが、 それ以外はコンスタントに飲んでました。
まあ、これが多いか少ないかは人それぞれ捉え方が違うのかもしれませんが、今思うとじんわりと体調は良くなかったように思います。
麻痺してるし、飲酒する日々に慣れてしまってるから、体調の悪さにも気がつかないのですよね。
実際に断酒してみて
断酒を始めてからも、依存症の方々がいうような強烈な渇望感のようなものもなく、比較的淡々と日々を過ごしました。
身体絞る目的があったので、ちょっと飲みたくなったらランニングに行くという(笑)
あと、早いうちにこの本を読んだのが良かったかも。
禁酒セラピー [セラピーシリーズ] (LONGSELLER MOOK FOR PLEASURE R)
この本はなかなか危険な本でして(笑)、「飲酒」という「憑き物」がごっそりと落ちてしまいます。本気で止めるつもりの人にはオススメです。
逆に、一時的な禁酒でまだこの先もお酒を楽しむ予定がある人は読まないほうが良いかも。
お酒と料理をあわせるのが好きだったので、最初のほうこそ物足りなく感じましたが、そのうちそれもなくなりました。
代替として飲んでいたノンアルコールビールも必要なくなった一ヶ月くらいから、ちゃんとお酒が抜けてきたのかな、と思えるようになった気がします。
断酒の効果
お酒をやめた効果ですが、まずは肉体的に。
体重 72.5→68.5(4キロ減)
体脂肪 19.5→14.5(5%減)
骨格筋率 14.5→16.5(2%増)
体年齢 35→30(5歳若返り)
慎重は 176です。
月100キロのランニングも併用してですが、当初の目的だった 身体を絞ることには効果的だったと思います。
ちなみに身体の情報は以下の体組成計で管理しました。
カラダスキャン オムロン体重体組成計No100 HBF-904
身体以外の効果としては、脳への効果が大きかったかな、と思います。
具体的には記憶力が圧倒的に粘るようになったし、引き出しがスムーズに空くようになりました。
「酒は脳を萎縮させる」みたいなことは聞いていたけど、こんなに顕著に改善するのはびっくりでしたね。
それから、精神的に安定したように思います。「お酒でストレス解消」だとかなくなったら逆にイライラしそうなものですが、むしろ逆に「お酒に逃げなくなった」ことが良い影響をもたらしたのだと自分では解釈していますが。
そもそもお酒というものがカンフル剤として働くものではなく、麻痺させていろんなことを先送りしたり、前借りしたりする効果しかないのかな、と今となっては思います。
ダウナー系のドラッグですしね。
そして、時間を有効に使える。これまでは夕食とともに1時間2時間とダラダラ飲んで酔っ払う時間が好きだったのですが、ぱっぱと食べてさっさと勉強に遊びに時間を使えるというのが何より大きなメリットです。
そんなわけで、100日たった今は「晩酌しよう」という気も起こらなくなりました。むしろ、お酒を飲んだ時のあの不安定な感覚に陥るのが怖くて飲めなくなったような気がします(笑)
日本では飲み会で飲まないのもなにかと弊害があったりするので、今後いわゆる機会飲酒にするかどうかはじっくり考えますが、基本的にはこのまま断酒を続行するつもりです。